主に産業廃棄物の収集から処分までを行う株式会社シゲン(加藤泰弘代表取締役)では、排出事業者に対し丁寧な分別提案を行い、その資源化に力を入れる。「かながわプラごみゼロ宣言」にも賛同。自社の中間処分場へ搬入された廃棄物の分別も徹底し、多くの廃プラスチック類をリサイクルする。

 また、事業者向けに排出物の最終処分まで「見える化」し、誰でも簡単に廃棄物と資源物を見極められるシステムも開発。担当の小出花帆部長は「事業者の皆さんに寄り添い、環境問題にも真剣に取り組んできた中で生まれたもの」と話す。

 こうした事業がSDGsに合致し、今回の登録に至った。それをきっかけに、モンゴルの植林活動へ売上金に応じた寄付をするなど、より積極的にSDGsに取り組む。「持続可能な循環型社会の実現に向け、今後もできることは何でもやっていきたい」と意気込む。

https://www.townnews.co.jp/0113/2020/01/16/513814.html

タウンニュース 中区・西区版 2020年1月16日号