”魔法の氷”で生鮮食品の品質を保持

マグロやはまちなどの大型魚 弊社取り扱いの海水シャーベット氷製氷機「リキッドスノー」。同製品は海水や塩水を利用しマイナス1.8℃のシャーベット氷を製造する製氷機です。ただ単に温度がマイナスというだけではなく、氷の粒子が約0.1mmであることからその潜熱のもつ冷却パワーを存分に発揮できることが最大の特長。マグロやはまちなどの大型魚も身焼けの心配はありません。

 通常の製氷機で作られた氷では粒が大きいために冷やす力が弱い。このため魚を活き締めする際に暴れてしまい、血が体に廻り、エネルギーを消耗してしまったり。魚自体が傷ついてしまうなど鮮度劣化を早める方向に動いてしまうという。一方「リキッドスノー」を利用するとその強烈な冷却パワーで魚は即死するため高い鮮度を長時間保つことができる。実際シャーベット氷で処理した魚をプロの料理人に試食してもらうと100%の確率で高い評価を受けるという。

秋刀魚の刺身はシャーベット氷の活用であっという間に全国に広がった。技術革新で時間や距離のハンディがなくなり、加えて流通システムにIT革命が起きれば明るい展望が開ける。